ストリングの選び方
テニスにおいてストリングはラケット以上に重要です。
なぜならストリングは直接ボールと接するからです。
つまりボールの感触はストリング次第になります。
ストリングもラケットと同じように種類がたくさんあります。
そこで今回はどのようなストリングを選ぶと良いのかについて書いていきたいと思います。
ストリングの種類
ストリングにはたくさん種類がありますがざっくり分けると3種類になります。
天然素材のナチュラルガット、ナイロンストリング、ポリエステルストリングの3種類です。
それではここから詳しく見ていきましょう。
ナチュラルガット
これがいわゆるガットです。
化学繊維のものはガットと呼びません、細かいことですが(笑)
ナチュラルガットは打った感じがとても柔らかく、ボールにパワーが乗ります。
あとスピンが掛かります。
ただ水に弱く、値段も高価です。
性能は凄く高いのでハイブリットという2種類のストリングを使用する張り方で使用するプロ選手も多いです。
僕はアメリカにいたときTITANという謎ブランドのナチュラルガットをハイブリットで使っていました(笑)
1張が2000円くらいの激安ナチュラルガットでしたが打感は悪くなかったです。
ナイロンストリング
ナイロンストリングは化学繊維でできたストリングです。
ナチュラルガットに比べると安価です。
ただ安いのと高いので性能が全然違います。
ナイロンの中でも様々な種類がありますがモノとマルチを覚えておけば大丈夫です。
モノは芯が一本あるもので、マルチは細い繊維が束になったものです。
マルチの高いものはナチュラルガットに近い、柔らかい打球感がありますが、安いモノはボールを掴む感覚がありません。
そのせいかスピンもいまいちです。
ただ高いやつはスピンも掛かります。
あと柔らかいため切れやすいです。
タッチ系のショットを打ったり、ボレーによく出る人や身体ができていない小学生、中学生におすすめです。
僕のおすすめはバボラのアディクションです。
マルチフィラメントで柔らかくホールド感があってしかも値段もリーズナブルです。
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ポリエステルストリング
これがいわゆるポリです。
これも化学繊維のストリングです。
ポリは硬い打球感が特徴で打ちごたえがあります。
また種類によってはスピンが凄く良く掛かります。
また耐久力があります。
そのため学生やプロ選手が良く使用しています。
ただ耐久力がある反面伸びやすくストリングの寿命は短いです。
ストロークやサーブでガンガン打ちたい方におすすめです。
おすすめはポリツアープロです。
硬すぎず、弾きがあって打ちやすいです。
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これらがざっくりとしたストリングの種類になります。
さらに張り方によって全然違うものになるのでいろいろ試すと面白いです。
ただ安いものではないのでたくさんは大変ですが。
最初は単張で買い、自分に合ったものがあったらリールで買うと単価が安くなります。
ストリングを買うならネットがおすすめです。
僕はよく楽天を使いますが、アマゾンでも安いものがあると思います。
ただ持ち込みの場合張り代が高くなることがあるので、お店で買ったほうが安くなる場合もあるので注意が必要です。
気持ちよくテニスをするためにも是非自分に合ったストリングを探してみてください。
ストリングのテンションについてはこちら
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