プロを目指す子の大学進学は良いのかどうか

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プロを目指す子の大学進学は良いのかどうか

最近はテニス選手が大学進学をするのが多くなっています。
この背景にはテニス以外の進路を考えてというのもあるでしょう。
ただ18歳からの4年間を大学で過ごすことがテニスのプラスになるかというとどうなんでしょうかね。
杉田は2年だけだったみたいですが。

大学はいつでも入れます。
いつでもと言ったら語弊がありますが、結果を残している人には道は開かれていますし、努力次第でどうとでもなります。
最近東京の有明で持っていたクラスにいた子が関東大学テニストーナメントで優勝しました。
持っていたと言っても人がいないのでその間受け持っていただけですが(笑)
教えられるものなんてなかったので大変でした。
その子はグランドスラムジュニアに出るような子で、他の子も高校三冠や全国レベルの選手とかそういうレベルでしたからね。
辛かったです(笑)
でもいい経験でした。
高校の日本一のレベルを知れたので。
女の子でもそこらへんの学生より全然強いです。
今の僕ならボコボコで瞬殺されています(笑)
まあ今はテニスやってないんで当たり前ですが。
やっていても勝てないんですけどね(笑)
ただその子が日本の大学に進学したのは個人的に意外でした。
大学には行きたかったみたいでしたけど、アメリカかなーなんて思ってました。
アメリカなら大学で優勝で来たらUSオープンに出られますからね。
まあ彼女が選んだ道なので頑張ってもらいたいです。

ただ一方でその子と同年代の子が今日全仏オープンでケルバーを倒しています。
このことをどう受け止めるかですね。
ポタポワが伸びたのか、その子がそのレベルの力があるのか。
まあ彼女は意識が高いので何とかすると思います。
女子ならまだ男子と練習すればどうにかなりますしね。

男子は正直厳しいと思います。
卒業後に拠点を海外にすればわかりませんが。
日本で練習しても相手は世界三桁です。
でも例えば錦織はIMGで世界二桁と練習する環境がありますからね。
そもそも練習相手の質が違います。

大学に進学すれば練習場所は確保できると思います。
ただ練習環境というとどうなのでしょうかね。
もちろん早稲田や慶應などのトップレベルの大学なら日本のプロも練習に来るので日本の中では良い環境です。
でも世界を目指すなら日本でいい環境ではダメですよね。
通用していないんですから。

なので今は日本の若手は積極的に世界に出ていくべきです。
そこで結果が出てこそ日本の為になります。
得たものを日本に還元できます。
そういう指導論こそ大学の勉強以上に財産になりますし。

大学はプロが終わってからでも全然いけます。
アメリカの大学なら可能性は全然あります。
日本の大学も行けると思います。
むしろプロというキャリアがひと段落したら自分のやりたいことが明確になるので入試の勉強もしやすいんじゃないかと思います。
なので18歳からという大事な時間を選手活動にささげるのはたとえ結果が出なくても損ではないです。

僕はプロを目指している子たちに「少年よ、大志を抱け」という言葉を贈りたいです。
何様やねん(笑)

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