1万時間の法則

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テニス指導
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1万時間の法則

1万時間の法則という言葉を聞いたことがありますか?
これはマルコム・グラッドウェルという教授が提唱したものです。
トップレベルになるためには1万時間の時間が必要である、というものです。

この1万時間の法則自体はかなり古いものです。
最近ではこの法則は間違っているという意見も多いです。
まあそれは確かにどんな人にも当てはまるわけではないと思います。
僕はこれが正しいかどうかは問題ではなく、これくらいの時間を費やす必要があるということを目安に考えるものだと思います。
質の低い練習や間違ったことを1万時間続けてもトップレベルまではいかないでしょう。
逆に質の高い正しい練習をすれば1万時間は掛からないかもしれません。
上達には様々な要因があるので時間だけではありませんが、1万時間というのは目安になります。

1万時間ってどれくらい?

とりあえずここでは1万時間でトップレベルの技術を習得とします。

週1日の1時間練習だと1万週間必要です(笑)
約192年掛かります。
これはなかなか厳しいですね(笑)
毎日1時間だと約27年。

逆に考えてみましょうか。
10歳から始めて18歳でトップレベルの技術を習得するするにはどれくらい練習すればよいのか。
まずは1万時間を8で割ると1年間に1250時間が必要ということがわかります。
さらに52週で割ると、1週間に24時間の練習時間が必要だということがわかります。
週3休みとしたら1日6時間(笑)
どんだけ~って感じですね。

それでは6歳から始めたらどうでしょうか。
6歳から18歳までは12年間です。
1年間に833時間。
1週間に16時間。

これらはあくまで目安です(笑)
ただ、トップレベルの選手になるためには途方もない努力が必要ということです。

どうすれば短縮できる?

これは先述しましたが練習の質の問題ですね。
質の低い練習は得られるものが少ないのでより多くの時間が必要になります。
多くの時間が必要というか無駄な時間が多いということです。
ただ質というものは難しいです。
答えがありませんからね。
また人によっても違いますし。
こればかりは指導者や練習相手との相性によります。
ただ一番質に直結するものは自分で考えてやっているかどうかです。
ただやらせる練習はその時は良いかもしれませんが、より人間的にも成長させるには自分で考えることを習慣づけることが大事です。

まとめ

1万時間の法則はあくまで目安です、しかしトップレベルになる選手はこれくらいはやっていると思います。
ただ僕が思うにテニスだけで1万時間は必要ないと思います。
大事なのは他の経験もテニスに繋げられるか、です。
体育の時間でサッカーや陸上の競技を行ったら、身体の使い方を意識する。
そしてその中からテニスに繋がる動きを意識すれば別のことでもトレーニングになります。
要はいかにテニス以外の時間をテニスに変換できるかですね。
これはテニスが好きじゃないと難しいと思うのでテニスが好きになることがまず一歩目ですね。

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