高校テニス出身 ジャック・ソック

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テニス
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皆さんジャック・ソックという選手をご存知ですか?
今までプロテニスを観てきた方はご存知だと思います。
ジャック・ソックは僕の2つ年下なのですが、ちょうどアメリカの高校でテニスをしていた時期に話題になっていました。
そこで今回はジャック・ソックのジュニアとプロ序盤のキャリアを見ていきましょう。

ジャック・ソック

ジャック・ソックはアメリカ出身のプロテニスプレイヤーです。
シングルス最高位は8位でダブルスは2位まで上がっています。
獲得タイトルはシングルスで4個、ダブルスで14個です。
シングルスでは2015年にUSクレイコートで初優勝し、2017年にはATPMasters1000のパリオープンで優勝をしています。
ダブルスでは2014年にウィンブルドン、2018年にウィンブルドン、USオープン、ATPツアーファイナルで優勝しています
試合を見ていると本当にダブルスが上手いです。
ジャック・ソックの特徴はフォアハンドストロークですね。
コンパクトなテイクバックから手首を大きく使いスピンを掛けます。
真似したら手首が壊れそうなフォームです(笑)
でも破壊威力は凄いです。

さてここからはジャック・ソックのはたちまでの成績を見ていきましょう。

高校の戦績

先ほど僕が高校生の時に話題だったというのは、ジャック・ソックが高校で部活の試合に出ていたからです。
アメリカには多くのテニスアカデミーがあり、そこにいる子どもたちはホームスクーリングと呼ばれる、自宅などで勉強を行う形をとっていることが多いです。
遠征に行くためですね。
そのため部活の試合に出る子は多くありません。
しかしジャック・ソックは高校に通い、普通の高校生活を送っていたらしいです。
部活の成績は4年間負けなしの80連勝だったらしいです(笑)
まあアメリカでは日本のインターハイのような高校の全国大会というものはないので州大会までとなってしまうのですが、それでも凄いですね。

ジャック・ソックはジュニア時代ITFの試合はあまり出ていません。
出ていてもすべてアメリカで行われた大会のみです。
一番大きなものだとUSオープンジュニアで優勝しています。
最高位は22位。
基本的にはUSTA(全米テニス協会)の試合に出てプレーしていたようです。
またジャック・ソックもジュニアの時期から並行してプロサーキットに出場していました。

ITF挑戦以降

2009年

ジャック・ソックは2009年の16歳で初出場しています。
この年は5大会に出場し12戦8勝4敗でした。
この年にITF初タイトルを獲得しています。
そりゃあ高校で80連勝するわって感じですね(笑)
この年は699位で終えます。

2010年

この年は13大会に出場し22戦9勝13敗でした。
ATPの大会であるマイアミオープンとデルレイビーチの予選もワイルドカードで出場しています。
ちなみにUSオープンの本戦もジュニアの大会のUSTAナショナルチャンピオンシップで優勝してワイルドカードで出場しています。
ただこの年は勝ち進んだのも少なくランキングを落としています。
年末ランキングは870位。
ジュニアの方ではUSオープンジュニア、USTAナショナルチャンピオンシップス、USTAナショナルオープン ハードコートチャンピオンシップスの3大会に出場していずれも優勝しています。
アメリカのジュニアでは無双状態。

2011年

2011年は15大会に出場し、32戦17勝15敗でした。
この年はチャレンジャーに多く、9大会出場しています。
ATPでは去年と同じくマイアミオープンとデルレイビーチに出場しています。
ただマイアミオープンは本戦のワイルドカードでした。
USオープンも前年と同様もワイルドカードで出場し、初戦を突破しています。
ランキングは382位まで上昇しています。

2012年

2012年はジャック・ソックがはたちになる年です。
この年は20大会に出場し、49戦31勝18敗でした。
ワイルドカードでATPの大会の本戦に出場する機会が多く、それを活かして勝ち進んでいます。
アトランタでベスト8、USオープンでは3回戦まで進出しています。
またITFで1回、チャレンジャーでも1回優勝しています。
ランキングはさらに上げて150位まできています。

この年以降はATPツアーに定着して、たまにチャレンジャーに出場するという感じです。

ジャック・ソックはテニス選手には珍しい高校テニスを4年間プレーした選手です。
まあ部活といえどアメリカはシーズン制なので練習や大会に出場はたくさんできますが、多くの選手が飛び級やホームスクーリングと考えると珍しい存在と言えます。
その選手がダブルスではグランドスラムで優勝し世界2位まで行っているとなると部活をしている選手もなかなか希望を持てるのではないかと思います。
もちろん才能と努力もありますが。
現在シングルスではなかなか勝てていませんがこれからまた活躍することに期待したいです!

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