テニスのジュニア期におけるウェイトトレーニングの重要性

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テニスのジュニア期におけるウェイトトレーニングの重要性

さて、どのスポーツにおいてもウェイトトレーニングは重要なものとなっています。
ただウェイトトレーニングについては様々な意見があります。
特に成長期であるジュニア期はやるべきかやらないべきか。
そこで個人的見解を述べていきたいと思います。

テニスとウェイトトレーニング

テニスにもウェイトトレーニングは必要だと思います。
パワーを増やすだけでなく、身体を強くするという面でもウェイトトレーニングは効果的です。
僕自身もアメリカにいたときはウェイトトレーニングをガンガン行っていました。
ベンチプレス、パワークリーン、スクワット、etc。
僕が通っていた高校はウェイトトレーニングの授業があったので毎日のようにしていました。
当然僕だけでなくテニス部の他の部員や他の部活の選手、部活に所属していない人もやっていました。
つまり向こうでは筋トレが文化として根付いているということです。
だとすると推測ですがほとんどのアメリカのテニス選手はウェイトトレーニングを行っているのではないかと。
テニス選手はテレビで見ていると細く見えますが生で見ると凄くでかいです。
特に身体の厚みが凄いです。
日本人の選手だと伊藤竜馬がでかく見えました。
錦織も意外とがっちりしています。
ジョコビッチやフェデラーは細いですが、あれはトレーニングをした上での細さであり、やってないわけではないです。
もちろんウェイトの比重は少ないかもしれません。
でもそれは才能があるからこそなので、ない人が同じことをやっても意味がないです。

ジュニア期のウェイトトレーニング

さて、ではジュニア期のトレーニングはどうでしょうか。
個人的に非常に重要だと考えています。
なぜなら筋肉の成長は時間がかかるからです。
ジュニアの先を見据えるならばジュニア期のトレーニングは行うべきです。
日本人選手のジュニアからプロへの移行が上手くいかない原因の一つはこれなんじゃないかと僕は考えています。

日本人のジュニアは上手い子が多いと思います。
それは技術練習をしっかりやり、頭の良い子が多いからです。
また敏捷性や体力のトレーニングはたくさんやります。
ただウェイトトレーニングに割いている時間が少ないです。
一方で海外の子は成熟するまでに時間が掛かります。
向こうにいた時のイメージだと成長期が日本人より遅い気がします。
ただしトレーニングでしっかりと身体を作っているので身体が出来上がってくるジュニア以降に差が出てきます。

こんな感じだと個人的ににらんでいます。
※完全に独断と偏見です。
しっかりウェイトもやっている人がいたらゴメンナサイ。
海外もウェイトやってなかったらゴメンナサイ。
でも身体が出来上がるのが遅いのはマジだと思います。
どんだけでかくなるねん、みたいな。

とりあえずジュニアの時期も先を見据えたウェイトトレーニングが重要だと思います。

ウェイトトレーニングで良くある疑問

ここではウェイトトレーニングの疑問をまとめます。
回答は独断と偏見なのであしからず。

筋トレしたら背が伸びない?

これはよく聞きますが、そんなことはないです。
背が伸びないとかどんだけ筋肉ついてるんだって話ですよ。
むしろ適度な筋トレは成長ホルモンの分泌を促すので良いです。
僕自身高校1年生くらいからやっていますが身長は178cmです。
やっていなかったらもっと伸びたかと言われたらそうは思いません。

身体が重くなるのでは?

身体は重くなります。
筋肉は脂肪より重いので。
ただし1年間きちんとトレーニングしてつく筋肉の量は数キロです。
また年数が増えるほどつく筋肉の量は減ります。
すぐに身体が重くなったという人は筋トレをしているから増量をしようと思い食べ過ぎたからだと思います。
筋肉はすぐつくわけではないので重くなった場合ほとんど脂肪だと思います。
適切なトレーニングと食事ならいきなりオーバーウェイトになることはありません。

筋肉をつけすぎてプレーが硬くなった

これは筋肉の問題ではなく意識の問題だと思います。
パワーがつくと強いボールを打ちたくなるので、そこで力みが出るのだと思います。
筋トレで体が硬くなるのは迷信みたいなもんです。
プレーが硬くなる場合は何のために筋トレをしているのかを考えることが大事です。
まあ実際にそんなの見たことないですが。
何回も言いますが筋肉はそんなに一気につくものではありません。
プレーが劇的に変わるわけではないので本人のメンタルや考えを聞き、コミュニケーションを取ることが必要です。

まとめ

ジュニア期のウェイトトレーニングは重要です。
プレーの質を上げるだけでなく頑丈な身体をつくるためにも必要不可欠です。
テニスの練習や年齢、身体の大きさを考えて必要なトレーニングを行うことが上達のカギだと思います。
始める時期は中学3年生くらいから大丈夫だと思います。
しかしやりすぎは逆効果になってしまいますので注意が必要です。
また身体への負荷が大きくなるので休息も重要です。
強い選手は休みの重要性を理解しています。
しっかりと回復をさせてから練習やトレーニングに励みましょう。

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